◆視覚障害者生活情報センターぎふ◆
■【生活支援】
- ・相談
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視覚障害ゆえに起こりうる日常生活上での問題、不利益な案件等さまざまな問題に対してともに考えて行けるよう応じてまいります。
また、民事上の問題については、司法書士の協力を得るなどして解決策を見いだせるよう努めてまいります。
- ・中途視覚障害者等へのケア
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見えにくくなったこと、あるいは見えなくなったことでの不安、困りごと、今後のことなど相談に応じます。ご来館いただける方は、お気軽にお越しください。
また、眼科、ご自宅での相談にも応じます。当センターでは、岐阜大学、岐阜盲学校、岐阜県眼科医会、岐阜県眼鏡商業協同組合、岐阜県視能訓練士会と協力し、
岐阜うかいネット(岐阜ロービジョンケアネット)
を組織し、見えにくくなった人、中途視覚障害者への支援に当たります。
- ・独身視覚障害男女のであいの場の提供
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婚活パーティとは若干異なりますが、現在は「かがり火」の名称で開催しております。
二日間に渡っての開催となるこの「かがり火」は、会の多くを懇談に費やし、話し合うことで互いを理解してもらおうと企画しております。ここ最近では女性参加者が少なく、定期的な開催が困難となっております。
- ・災害時への備え
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災害発生後に地域住民と視覚障害者が共助しあえる社会を構築することを目的に「防災運動会」を毎年秋ごろを目途に開催しております。防災訓練を兼ねた競技をとおして、視覚障害者との接し方を自然に身につけていただけることを願い、まずは視覚障害拠点地域である明徳・京町自治会からのモデル化を図ってまいります。
- ・ワークショップの実施
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社会全般として、視覚的なこととなると視覚障害者に対して十分な説明がしづらいことから視覚障害者を受け入れてくれる教室など多くはありません。当センターでは、視覚障害者に対して説明ができ、視覚障害者のペースに合わせた教室をワークショップとして実施
しております。
(1)3B体操: 運動不足になりがちな視覚障害者にとって、3B体操は年齢性別に関係なく誰にでも無理なく、心身ともに健康な日常生活を送れるよう、気軽に楽しめる有益な体操です。
(2)社交ダンス: 一般の社交ダンス教室には視覚障害者は入りづらい、しかしダンスを通して交流を深めたい、日ごろの運動不足を解消したい等の目的で行っております。
(3)太極拳: 一般の教室では型や一連の動作の流れを教えてもらいづらいとの多くの声が寄せられ、実施しております。
(4)さよなら餅つき会: 視覚障害者にとって杵を手に餅を搗く体験は他ではしづらいのが現状です。当センターが行うことで、気軽に参加のできる年末の行事となっております。
- ・クラブ活動の推進
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当センターを拠点として、視覚障害者と晴眼者が共通の趣味や目的で集まるクラブ活動の場を提供し、両者の交流を促進しております。
(1)料理クラブ
(2)卓球クラブ
(3)あみものクラブ
(4)コーラスクラブ
- ・音声解説付き映画上映会の実施
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毎月アソシアシネラマボイス(音声解説付き映画上映会)を実施し、音声解説付き映画の普及に努めております。また、音声解説の付いてない映画の音声ガイド脚本の作成にも着手し、利用者の希望に応じられるよう努めております。
- ・読書会「本の玉手箱」の実施
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読書という共通の趣味を持つ利用者、ボランティア等を対象に、本のことを自由に語れる場として隔月に1回実施しております。また、読書会から出された図書のリクエストに即応できるよう努めております。
- ・外出サポート事業の充実
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同行援護など制度外となる視覚障害団体行事でのサポートや短時間での生活情報センター周辺でのサポートを実施しております。また、インターネットを利用した外出サポートの全国ネットワークである「全国視覚障害者外出支援連絡会」(JBOS)に加盟し、他県からの外出サポートにも応じております。
- ・代読・代筆情報支援事業の実施
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郵便物の確認、申込書への記入等、持ち込まれた書類の代読・代筆を実施しております。
- ・日常生活用具の収集、展示
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視覚障害者が日常生活を営む上で便利な用具類を収集、展示して視覚障害者が手に取って確認できるようにしております。また視覚障害者の希望に応じて購入斡旋も行っております
- ・センター交流会の実施
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センター交流会では、お楽しみイベントを実施するとともに、利用者とボランティア、職員との懇談会を設けております。ここでの意見、要望がセンターの方針、事業に反映されるよう努めております。