【2019年度 日常生活技術指導部門】
1.歩行指導の実施
歩行指導員により個別に歩行指導を行ったほか、必要に応じて歩行指導以外の生活技術指導を行った。また県内各地の社会福祉協議会等からの要請により、地域のガイドヘルパー及び一般市民に対する誘導法の普及に協力し、視覚障害者が安全かつ容易に外出できる環境作りに努めた。
歩行指導の実施状況は次のとおり。
・実施人数38名(延べ181回)ほかガイド講習会等への協力多数
2.パソコン指導の実施
視覚障害者がパソコンを介して情報収集を図り、また情報伝達を円滑に行うために、個々のニーズに応じて個別のパソコン、タブレット等の指導を引き続き実施した。
・実施人数9名(延べ50回)
タブレット講習の実施状況は次のとおり。
・実施人数40名(延べ130回)
3.中途視覚障害者に対する点字学習指導
点字学習を希望する中途視覚障害者に対して、ボランティアの協力を得て個別に学習指導を行った。
点字学習指導の実施状況は次のとおり。
・実施人数3名(延べ30回)修了人数2名
4.視覚障害者職業訓練指導
就職困難な視覚障害者や一般就労する視覚障害者に必要な技術指導を行った。また、岐阜盲学校からの依頼で、重複障害の生徒に作業実習を行った。
・実施人数2名(延べ2回)
作業実習の実施状況は次のとおり。
・実施人数延べ37名(延べ9回)
5.代読・代筆情報支援事業
視覚障害者が社会参加する上で、書類の内容を読み取ることと記載することに大きな障壁がある。来館された利用者に限られてしまうが、これらの書類の代読・代筆を行った。
・実施人数6名(延べ13回)
6.相談
生活相談全般にわたっての相談を受け、適切な処理を行った。
・生活相談人数96名(延べ142件)
・日常生活相談(用具)88名(延べ138件)