【2017年度 日常生活技術指導部門】
1.歩行指導等の実施
歩行指導を希望する視覚障害者に対して、引き続き個別及び集団による歩行指導を行う。また、求めに応じて、歩行以前の日常生活における各種技術指導を行う。
2.パソコン指導の実施
視覚障害者がパソコンを介して情報収集を図り、また情報伝達を円滑に行うために、個々のニーズに応じて個別によるパソコン指導を引き続き実施する。
3.中途視覚障害者に対する点字学習指導
一人でも多くの人に点字修得ができるよう指導するとともに、各個人の特性に合わせて指導する。希望する中途視覚障害者に対して、ボランティアの協力を得て個別による学習指導を行う。なお、Lサイズ点字プリンターを使って、Lサイズによる点字テキストを使用し、点字学習希望者すべての点字の読み書きが可能になるよう努める。
4.視覚障害者職業訓練指導
就職困難な視覚障害者や重複視覚障害者に対して技術指導や作業提供を行う。2017年度は就労支援事業に向けて、職員1名を採用し、その準備を進める。
5.代読・代筆情報支援事業
視覚障害者の各種社会参加の場面で、視覚障害者情報支援員によって代読・代筆されることは、視覚障害者の自立を支援する上できわめて大きな意義がある。このために、視覚障害者情報支援員を養成し、社会参加する視覚障害者の個人支援に努める。
6.関係機関・団体との連携
(1)社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会の「自立支援施設部会」に引き続き加盟し、技術研修及び情報の収集に努める。
(2)県内関係機関・団体との連携を図る。
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