【2021年度 日常生活技術指導部門】
1.歩行指導等の実施
歩行指導を希望する視覚障害者に対して、引き続き個別及び集団による歩行指導を行う。また、求めに応じて、歩行以前の日常生活における各種技術指導を行う。
2.パソコン指導の実施
視覚障害者がパソコンやタブレット等の情報機器を介して情報収集を図り、また情報伝達を円滑に行うために、個々のニーズに応じて個別による講習指導を引き続き行う。また、最新機器を導入して広く紹介できるよう、定期的に展示会を実施する。
3.中途視覚障害者に対する点字学習指導
一人でも多くの人に点字修得ができるよう指導するとともに、各個人の特性に合わせて指導する。希望する中途視覚障害者に対して、ボランティアの協力を得て個別による学習指導を行う。なお、Lサイズ点字プリンターを使って、Lサイズによる点字テキストを使用し、点字学習希望者すべての点字の読み書きが可能になるよう努める。
4.視覚障害者職業訓練指導
就職困難な視覚障害者や重複視覚障害者に対して技術指導や作業提供を行う。
5.「移動生活情報センター事業」の実施
生活情報センターの行っているサービスを県内各地の利用者に周知することを目的に、職員、ボランティアが出向いて体験会や用具展示会等を5圏域において実施する。
6.関係機関・団体との連携
(1)社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会の「自立支援施設部会」に引き続き加盟し、技術研修及び情報の収集に努める。
(2)盲養護老人ホーム「優・悠・邑和」と密に連携して、入所者のQOL維持・向上に努める。
(3)県内関係機関・団体との連携を図る。