◆社会福祉法人岐阜アソシア◆


【2016年度 日常生活技術指導部門】

1.歩行指導等の実施
歩行指導を希望する視覚障害者に対して、引き続き個別及び集団による歩行指導を行う。特に岐阜駅周辺開発により、環境認知の徹底を図る。また、求めに応じて、歩行以前の日常生活における各種技術指導を行う。

2.パソコン指導の実施
視覚障害者がパソコンを介して情報収集を図り、また情報伝達を円滑に行うために、個々のニーズに応じて個別によるパソコン指導を引き続き実施する。なお、この事業を今後さらに充実発展させるため、パソコンに詳しい若い世代に視覚障害者支援活動への参加を期待して、「パソコンサポート講座」を開催する。

3.中途視覚障害者に対する点字学習指導
一人でも多くの人に点字修得ができるよう指導するとともに、各個人の特性に合わせて指導する。希望する中途視覚障害者に対して、ボランティアの協力を得て個別による学習指導を行う。なお、Lサイズ点字プリンターを使って、Lサイズによる点字テキストを使用し、点字学習希望者すべての点字の読み書きが可能になるよう努める。

4.視覚障害者職業訓練・生活訓練指導
視覚障害者の職域拡大のための職業訓練指導を行うと共に、高齢者・中途視覚障害者が地域で暮らせるよう日常生活コミュニケーション講座やワークショップを開催する。
3B体操を推進し、生活習慣病対策と生活順応力を高める個別訓練指導を行う。

5.代読・代筆情報支援事業
視覚障害者の各種社会参加の場面で、視覚障害者情報支援員によって代読・代筆されることは、視覚障害者の自立を支援する上できわめて大きな意義がある。このために、視覚障害者情報支援員を養成し、社会参加する視覚障害者の個人支援に努める。

6.関係機関・団体との連携
(1)社会福祉法人日本盲人社会福祉施設協議会の「自立支援施設部会」に引き続き加盟し、技術研修及び情報の収集に努める。
(2)県内関係機関・団体との連携を図る。